子ども達の健康とコロナウイルス
皆さまこんにちは。
コロナウイルスが騒がれている世の中ですが、ショルタメンテも休講せざるを得ない状況です。
子どもの発達や教育を考えた教室としましては身体の健康も欠かせません。
そこで今回は少しでも何か情報発信ができないかと考え、コロナウイルスについての投稿をすることにいたしました。
ストレスが精神疾患だけでなく、様々な病気の原因の一つだという情報は、だいぶ世の中に広がっていると思います。
特に、産業保健やオーソモレキュラー界隈では常識になっているようです。
しかし、そのストレスと病気のつながりを言葉での理解だけでなく、肌で実感している人は少ないように思います。
もちろん遺伝的な原因も存在するので、全てがストレスが原因だとは言い切れませんが、最近若くして病気で亡くなる人や病気になる人の割合が増加しているのも気になります。
全てがストレスが原因だと言い切れないのと同じで、遺伝が原因とも言い切れません。
もし、ストレスが原因だと仮定した場合、自分で自分のためにできることは沢山あります。
ここでは病気一つ一つ説明すると時間がいくらあっても足りませんので、コロナを例にお話ししたいと思います。
コロナは感染症ですので、原因はウイルスですが、ウイルスにかかりにくい身体や軽症で済むような身体づくりはできます。
そこにはもちろんストレスが関わっています。
まず、人はストレスを感じると視床下部が対処します。その視床下部から始まり、脳下垂体や副腎系(ホルモン)のほか、自律神経や免疫、アレルギーにもつながります。
そしてウイルスと身体がたたかうためには白血球の中のリンパ球が働かなければいけません。
このリンパ球は自律神経の副交感神経と連動していると言われています。
ストレスで交感神経に寄ってしまっている人はリンパ球が働きづらくなっているので、やはり病気へのリスクは高くなります。
とするとストレスをいかに軽減するかでこれからが変わるはずです。
そのためにはバランスの良い食事、規則正しい生活、自己分析、情報収集が必要になります。
分かってはいても行動に移すことが難しいですし、実は頑張っているつもりでも情報が偏っていたりもします。
当たり前のことが何よりも難しい時代になったと思わざるを得ないですね。
ただ生きていくためだけに、こんな小難しいことをいちいち考えないといけないなんて思う人はあまりいないと思います。
ですがそれは今まではそのやり方で生きてこられただけであって、これからもそうだとは言えません。
人間の身体は長い年月で進化も退化もしていないのにも関わらず、これだけ環境が急激に変われば生き方も変えていかなければいけないのは必然です。
論文などでは最新の研究が発表されていますので、できればメディアなどで大々的に知らせてほしいですが、それが出来ていないのが現実なので、自ら情報を拾うしか今のところ方法がありません。
ウイルスのような見えない敵と戦うとなると怖いものですが、今できる最善を尽くすしかありません。
子どもたち一人ひとりが自身の様々なストレス(精神的ストレス以外にも)と向き合い、のびのびと過ごせる未来を願っています。